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国際高専サマースクール 中学生がエンジニアリングデザイン体験

2017年8月28日

手取川でラフティングを楽しむ参加者

手取川でラフティングを楽しむ参加者

ICT Summer School: Junior high school students took the Engineering Design (Summer School) with the theme “Redesigning the Morning Routine”.

9 Junior high school students in their 1st through 3rd year from all over Japan took part in the program.

On August 21st, President Lewis Barksdale gave a speech and welcomed students. After that, they took part in Ice Breaking activities, had lunch, and took a tour of Ogigaoka campus. They divided into 3 groups and started their projects. The theme was “Redesigning the Morning Routine”. KTC students and foreign teachers helped them by giving advice and creating a friendly atmosphere. At night, they stayed at Sena Cottage Village and enjoyed BBQ and held a brainstorming session until late at night.

On 22nd, they took a tour of Yatsukaho Research Campus. After that, they built prototypes of their ideas. In the afternoon, they took a rafting trip down the Tedori River and jumped into the river from a 7 meter cliff. They went back to the cottage and were welcomed by a drum performance by local residents. At night, they continued to build their prototypes and practiced their presentations many times.

On 23rd, they gave presentations to the audience in both in English and Japanese, showing their prototypes and posters. They gave presentations about a device which helps them wake up or a goggle which help morning preparations. After that, a poster session was held and students felt a sense of achievement after being congratulated by other teachers and other groups.

Professor Matsushita said, “Just by changing your view a little or thinking with other people, many ideas would come up and that may become some help for your future or other people. It is important to know what you can do and can’t do, and help each other. I hope you could learn something from the program.”

平成30年4月にスタートする国際高専の「エンジニアリングデザイン教育」を英語で体験するサマースクールを、8月21日(月)~23日(水)の3日間にわたって開催し、石川県内外から中学1~3年生9名が参加しました。

エンジニアリングデザイン教育とは、学生自らが考え、発想し、体験しながら学ぶモノ・コトづくりを中心とした、国際高専のカリキュラムの中心となる教育です。ユーザーの気持ちを感じ取り、試作と改善、考察を繰り返しながら新しい価値を創り出していく「デザインシンキング」の手法を用いながら、チームで課題発見・解決に取り組みます。

21日(月)朝、金沢駅に集合した参加者が、23号館コラボレーションスタジオに到着すると、開校式を行い、ルイス・バークスデール校長が英語のあいさつで歓迎しました。国際高専の学校説明やエンジニアリングデザインのオリエンテーションを受けた後、アイスブレイクの時間を取り、ゲームやレクリエーションで緊張をほぐしました。ランチや扇が丘キャンパス見学の後にはすっかり打ち解けた様子で、中学生は3名ずつ3つのチームに分かれ、「朝の行動体験をリ・デザインする」をテーマにプロジェクト活動をスタート。各チームには金沢高専の学生スタッフと外国人教員がサポートに付き、作業やディスカッションのアドバイスをしたり、冗談で場を和ませたりして、チームが結束する手助けをしました。夕方には白山麓キャンパス近くの瀬女コテージ村へ移動し、バーベキューを楽しんだ後、夜遅くまで熱心にブレインストーミングを続けました。

22日(火)は金沢工業大学やつかほリサーチキャンパスで「ICC革新複合材料研究開発センター」を見学後、夢考房に入り、プロトタイプの製作にかかりました。中学生はスチレンボードや紙粘土など手近な道具を使ったり、高専生の手を借りてパソコンで3Dプリンター用のデータを作成し、限られた時間の中で何とかアイデアをカタチにしようと奮闘していました。同日の午後は、手取峡谷での川遊びに出かけ、7メートルの崖からジャンプして川へ飛び込んだり、ラフトボートでの渓流下りをして、ずぶぬれになりながら白山麓の大自然を満喫。夕方にはコテージへ戻り、地域住民による「禅定太鼓」の演奏で歓迎を受けました。この日の夜も、中学生は時間を惜しむようにプロトタイプの製作に励み、高専生や教員を相手に発表練習を繰り返していました。

最終日の23日(水)、再びコラボレーションスタジオを会場に、チームごとに発表会が行われ、高専生と教職員が見守る中、中学生は製作したプロトタイプとポスターを示しながら英語と日本語でプレゼンテーションしました。光を浴びることで自然に目が覚める装置や、バーチャルリアリティーのキャラクターが現れて朝の支度を応援してくれるゴーグル、ベッドの上の天井に好きなアニメなどの映像を映し出せる装置など、中学生の豊かな想像力から生まれたアイデアが披露されると、会場は拍手で包まれました。引き続き行われたポスターセッションでは、努力をねぎらう声をかけられ、ほっとした様子で笑顔を見せる中学生の姿が印象的でした。

最後に一人ひとり、スクールの印象を聞かれた中学生は、「みんなで話し合って何かを作ることが、最後までできてよかった」「良い仲間ができた」「自信がついた」など、全員が満足そうな笑みを見せていました。プロジェクト全体を指導した松下臣仁教授は、「ちょっと視点を変える、皆が集まるだけで違ったアイデアが出てくるし、それが誰かの役に立つかもしれない。自分ができること、できないことを知り、さまざまな人との多様な関係の中で、物事を成し遂げていくことが大切。この3日間で少しでも成長を感じてもらえれば何より」と講評しました。

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金沢駅に集合し記念撮影

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グループでアイデア出し

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外国人教員とは英語で会話

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初日はバーベキューで交流

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夜もコテージでアイデア出し

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夢考房での活動

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高専生が技術面をサポート

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水の冷たさに驚いた川遊び

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歓声を上げながら渓流下り

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地域住民と太鼓で交流

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最終日のプレゼンテーションも英語で

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講評